「板金塗装」の基本について

自動車が事故や不注意により、電柱などにぶつけボディがへこんだり、擦り傷がついてしまったりといった経験をされた方もいると思います。
ミラーやバンパーなどであれば、交換してしまう方が早いこともあります。しかし、ボディは簡単に交換というわけにはいきません。損傷したパーツの面積が狭ければいいのですが、広い部分の交換となるとそれなりに費用もかかってきます。
板金塗装はボディ板を交換することなく、元の状態に限りなく近く戻すことが出来ます。そういった点では費用面・時間面からも大いにメリットがあるといえます。

 

板金塗装とは?

板金塗装とは、損傷を受けた部分に「板金」と「塗装」二つの工程で修復修理することになります。
「板金」:自動車をぶつけたり擦ったりして、変形した箇所の形を元に近い状態に戻す作業をすることです。変形した部分を様々な方法・道具を使用し修復していきます。穴が開いている、鉄板が避けている場合は溶接で塞ぐ作業を行います。
「塗装」:板金によって修復・修理したボディパーツ、新品に交換されるボディパーツに対し調色した塗料を塗り、塗装した部分が簡単には分からないレベルにまで仕上げる作業になります。新車を除いた車の色は経年劣化等によりそれぞれ違ってくるので、現在の色に合わせて塗料を調合します。全く同じ色というわけにはいきませんので、ボカしと呼ばれる色のつなぎ目が目立たなくなるようにさせる作業を行います。

今回は板金塗装の基本的な事を紹介いたしました。
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板金塗装

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